これからの四日市市の未来をどう描くか?
私の考え
本当に強い産業都市とは?
●本社機能、マザー工場と呼ばれる中核事業所の誘致育成
●行政と企業の連携による産業発展を支える人材育成と新規事業開拓
●サステナビリティと呼ばれる持続的、継続的な産業構造の構築
●膨張する中国に対向できるオンリーワン技術の開発
●企業活動を支える優秀な労働力の供給、特に市内で生まれ育った子ども達の就職
●企業と調和した地域まちづくり
具体策
企業誘致
伊勢湾北部では沿海部の工場用地は既に無く、航空機産業に不可欠な海岸沿いで埠頭を有する工場用地は不足しています。既存工場用地の再開発と海上工場の建設の可能性を探るべきと考え、羽田空港のD滑走路のジャケット工法等での新規工場用地の創出が必要。
遠浅の海岸を活用して海上工場の建設を夢見ています。
ベンチャー企業の育成
オンリーワン技術を持つ企業の育成の為のインキュベーター(孵卵器)機能を有する育成センターの創設。
就学、就職サポート
家庭の経済格差が教育環境格差とならない様に高校までの公教育で教育格差を作らない制度整備により就学、就職時のサポートを充実させる。
出生率向上と子育て支援
二人目以降の子どもには徹底した補助制度と働きながらの子育て環境の整備で出生率の向上を実現する。
人と企業が集まり栄えることで福祉の充実が可能に!
福祉施策を国、県頼みとしないためには、市の財政基盤がしっかりしている必要があります。
子育て、高齢者福祉、医療、介護全てにおいて財源が無ければ何も出来ません。この財政的裏づけを無視して人気取りの施策を主張する政治家は信用しません。
※「中学卒業まで医療費タダ!」を実現している当市では、子ども医療費の窓口負担ゼロは必要ないと考えます。初診時にお金が無いから受診を見合わせると言うご意見はもっともですが、後払いでの医療費タダで十分です。
窓口負担ゼロは医療費、国民健康保険の無駄を増加させてしまいます。イギリスのホームドクター制度を一般質問で紹介しました。
当市の現状と施策に対しての意見
人口増に対する施策はこれでいいのか?
流入人口の増加施策では東京や名古屋の都市圏からの流入は良いのですが、三重県に限らず過疎地域から労働力を奪うような幼稚な人口増加施策には大反対!
当市のふるさと納税は黒字化できないぞ!
ふるさと納税での収税増は期待しません。所沢市は返礼品を止めましたが、当市の人口の出身地構成では三重県の田舎、過疎地域出身者が多く、この市民は出身市町に納税するべきです。当市から都会へ移住した高額所得者のどれだけがふるさと納税に応じているのか?
中学、高校ではこの納税制度をアピールし、税収増を図るべきですが肝心の教育が成されていません。
税収の多くを占めるIT関連産業に対する配慮は十分か?
企業誘致した後に企業活動の支援をしっかりとすべき。以前のコンビナート企業との二人三脚のように企業と行政の協調、行政側の配慮が大切です。
特色あるベンチャー企業を育てるための場所、支援組織は十分とは言えない
企業の東京集中を止めるためにも、当市で起業し、発展する企業を支援すべきです。例えばロボットの一部の機能とか、AIの特定の分野に特化した先進的技術を有する未来型産業を応援しましょう。
産業都市での観光都市化は無理!
三重県は観光産業主体の自治体が比較的多いのですが、四日市市は観光都市ではありません。中途半端に何にでも手を出すことは無駄が多くなるので止めましょう。
シティ・プロモーションに疑問
当市の街としての魅力を宣伝しただけで移住してもらえるとは思えません。仕事があるから定住し、移住してもらえるのです。魅力的な仕事にあふれる街と宣伝するなら良いです。
効果が出ているとすれば、人口増の地域は主に名古屋への通勤に便利な近鉄とJRの富田駅、霞ヶ浦駅近辺です。
高齢者が住みやすい街か?
北部地域の病院は海岸沿いの富田浜病院しかありません。医療機関の偏在に物申す議員がなぜか居ません。交通手段ばかりに気をとられず、居住地域と公共機関の立地のバランスを考えて町づくりをすべきです。今の当市はお年寄りに優しい町とは言えません。
企業内託児所、保育所を増加すべき
米国の州によっては一定規模以上の会社には事業所内に保育所を設置することを義務化している所があります。市役所や大手企業の事業所に保育所があったら便利です。
待機児童数ばかり騒いでいますが、保育所そのもののあり方について議論すべき時代です。子育ての本当のニーズに対応できていません。
議員生活4年間での収穫
市民に寄り添う活動
任期の4年目には大矢知興譲小学校の5階建て改築案に対する住民監査請求をお手伝いし、本案を撤回、3階建て増築案に変更させることができました。
子ども達に2年4ヶ月間も校舎の外に出られない状況を強いる愚策を止めることの一助となりました事、また市の強硬で独裁とも言える施策に対して住民が勝利した事例として誇りに思います。
防災対策条例の策定
防災対策条例特別委員会の副委員長として条例を作り上げるお手伝いをしました。他市町の防災に対する取り組みを研究し、当市ならではの「想定外を作らない」という理念に沿って策定作業を進めました。ご協力頂いた議員の皆様には感謝しています。
今後の政治活動について
4年間の議員経験で得た知識を活かし、市政の二元代表制の一翼を担いたい!
市長と議会の協力と緊張関係の中で、施策のお目付け役として四日市市をより良い方向へ進めることが私の使命です。
私は、国立名古屋大学の出身で、工学部の同期にはノーベル賞を受賞した天野浩さんもいます。自動車関連のエンジニア、土木工学科教授で津波防災の専門家や、原子力工学の専門家、宇宙船きぼうの設計者、あいち健康の森健康科学総合センター センター長の先輩等々、大学の人脈を大いに活用させて頂いてます。
議員生活で感じましたが、当市の優秀な職員諸君と伍して議会を運営するには相当な知識、見識が必要で、今後も勉強を続けます。
自分が学校教育で得た知識、30年近い企業経営で得たノウハウ、日本赤十字社の活動や水泳指導を通して得た経験等を議員としての判断材料にして、愛する四日市市と市民の皆様に恩返しをすることが私の使命であると考えています。
皆様には私の考えがブレる事の無い様、ご指導願います。
後援会会員の皆様への謝辞
4年前の選挙では3,173もの票いただき、皆様のご支持に心より感謝いたします。以来、議員の職を全うするために一生懸命働きました。
定例月議会での一般質問は一度も欠かさず16回。その内容は中学校、小学校問題だけでなく様々な課題に取り組みました。当会報は例年の発行時期から2月定例月議会の後に延ばし、任期最後の活動報告とさせていただきました。
委員会活動
平成27年度産業生活常任委員、平成28年度都市環境常任委員会副委員長、平成29年度教育民生常任委員、平成30年度都市環境常任委員会副委員長、平成29年度、30年度防災対策条例特別委員会副委員長
一般質問のテーマ
教育:学校施設の不均衡と格差の是正
●朝明中学校、大矢知興譲小学校の教育課題解決
●朝明中学校移転中止の影響について
●大矢知興譲小学校の施設
●改修案は住民、保護者に受け入れられたか?
●前市長はクリーンセンター建設に際し、当該小学校の施設問題解消のため、仮称大矢知中学校の新設を決断されたが、森市長ならどうされるのか?
●次のクリーンセンター建設候補地はどうなる?
●朝明中学校通学路の危険区域の解消は? (自転車通学で危険な箇所が残っています。)
●放課後子ども教室について。(教育環境に恵まれない子供達に対する放課後授業を市内全域に広められないか? )
●小学校の水泳授業の民間委託について (全国的に小中学校のプールが廃止されつつあります。)
健康福祉
●糖尿病腎症重症化予防ヘルスアップ事業の成果とフォローアップの結果は?
●国民健康保険の未来と膨張する医療費について。国保広域化と保険料の今後は? 広域化を今後にどう活かすか?
●子ども医療費窓口負担無料化の財源「命の基金」の進捗状況は?ふるさと納税でまかなえるのか?
シティプロモーション
●ケーブルテレビと市の協調の現状と未来について CTYをどう活用していくか?
安全、防災
●ドローンの活用について。遅れている日本のドローン開発、導入。災害時における他市の導入例と当市の今後の予定は?
●自転車ヘルメット着用推進、高齢者のヘルメット着用を努力目標にすべきでは?
産業育成
●償却資産税の中小企業向け特例措置と今後の産業育成、大企業の子会社への減免措置での税収減を防げ
国体関連、体育協会、スポーツ関係
●国体関連スポーツ施設の整備について
●スポーツ行政を担うNPO四日市市体育協会を市はどう支援していくのか?
●地域総合型スポーツクラブはドイツのゴールデンプランに倣ったが、施設を国が造らないので成功しない。
●有酸素運動エアロビクスの重要性と介護予防での必要性
農業:市内の農業をどう守る?
●農家への集団転作への交付金について(市外の耕地では適用されない)
●農地の宅地並み課税の影響、農家と都市農地の未来は?
●水田の調整池としての働きについて(水田の多面的価値)
あらゆる会議、研修でノートを取りました
昔、通訳の勉強をした経験からノートに記録する癖があり、4年間で 33冊、2,402ページになりました。ほぼ全文筆記なので大変です。
しかし、過去の会議を振り返るのには大変有意義な資料です。
市民との対話 市政報告会を115回開催しました
毎年5月、11月に開催し各地区合計8回。合計115回開催しました。政党に加入していない自治会推薦議員の職務と考え、続けています。
最終回は5月の予定を繰り上げましたが、参加者からのご意見は貴重な市民のお声として市に伝え、必要なものは対応させました。
他市町の先進事例に学べ!行政視察、研修会
行政視察、議員研修会では多久市の小中9年制一貫校、高浜市の施設を持たない行政運営、神奈川県の指定管理制度の成功例と評価方法、東洋大学での小学校プールの運営コストから見た民営化研究、Jリーグアルビレックス新潟の経営と現状、長崎県の電気自動車導入と海上風力発電所、東京都江東区の高齢者と幼児の交流施設グランチャ東雲、燕三条市デマンド交通、小樽市空き家バンク、小学校統合事例の山口市のパン工場を持つ給食センター、同市犬猫殺処分施設の実態、同市札幌市資生館小学校、香川県上水道県内広域化、コンパクトシティ富山市とLRT(路面電車)、特色ある図書館の例、岐阜市、桑名市、高梁市、八尾市、北九州市の工場跡地の再開発と工場誘致、工場防災の例:東ソー周南工場、加西市の市街化調整区域の緩和策、安城市のドローンによる情報収集
総決起大会
平成31年4月18日(木)
出陣式
平成31年4月14日(日)
事務所開き
平成31年1月20日(日)
荻須智之
おぎすともゆき
【住所】
【家族】
【趣味】
【経歴】
昭和48年
昭和51年
昭和54年
昭和58年
平成3年
平成17年〜
平成27年
議員役職
●都市環境常任委員会副委員長
●防災対策条例特別委員会副委員長
保有資格
●第2電気工事士
●フォークリフト技能士
●トラッククレーン技能士
●玉掛け技能士
●毒物劇物取扱責任者
●乙種第4類危険物取扱者
●普通自動車免許,大型特殊免許
●二級船舶免許
●公益財団法人 日本体育協会 上級水泳指導員
●日本赤十字社 水上安全法指導員
現在の活動
●大矢知地区町づくり構想推進委員会委員
●四日市市大矢知・平津事案四者協議会委員
●久留倍官衙遺跡を守る会顧問
●四日市水泳協会副会長
●第4管区海上保安部指定海上安全指導員
●四日市沿岸遊漁船クラブ会長
●日本赤十字社三重県支部水上安全指導員